IECビザ(ワーホリ)保険
2024年ワーホリ保険ガイド
カナダ政府は、ワーホリをはじめ、ROワーホリやヤングプロフェッショナルなどのプログラムを総称してInternational Experience Canada(IEC)と呼んでいます。このページでは、ワーホリ(IEC)保険についてわかりやすく解説します。カナダでの保険に関する知識がゼロでも全く問題ありません!
よく耳にする「ワーホリ保険」とは、海外旅行保険の中の緊急医療保険を意味します。ワーホリ中に万が一ケガや事故、病気が発生した場合に、医療費を補償する保険です。カナダの医療費は日本と比べて非常に高額であり、ワーホリ保険への加入は政府より義務付けられています。そのため、ワーホリを開始する前に保険に加入しておくことのが理想的です。ワーホリ保険は、開始1週間前までに加入し、保険証をダウンロード、印刷しておくと良いでしょう。カナダのワーキングホリデー保険の最新情報は「2024年版のカナダワーホリ保険攻略ガイド」をご覧ください。
日本の保険とカナダの保険
よくある質問の一つに「日本の保険会社のプランとカナダの保険会社のプランは何が違うのか?」とお問い合わせをいただくことがあります。以下の表に主な相違点をまとめました。
日本の保険会社のプラン | カナダの保険会社のプラン | |
補償内容 | 緊急医療保険+オプションで賠償責任補償や飛行遅延補償 | 基本的に緊急医療保険のみ |
保険料 | 20万円~30万円/年 | 5万円~10万円/年 |
キャッシュレス対応 | 有り | 無し |
日本語申込 | 可能 | BestQuoteでは日本語申込可能 |
カナダ国内から購入 | 不可 | 可能→ビザの切り替えにも最適 |
延長手続き | 複雑な手続き | 簡単、スムーズに延長可能 |
保険料を抑える3つのポイント
- 補償額の調整 : 補償額を下げることで保険料を抑えることが可能です。ワーホリ保険では補償額$10,000から$1,000,000の範囲で選択が可能です。カナダの医療費は高額であることを配慮し、BestQuoteでは最低でも$50,000の補償をお勧めしています。ウィンタースポーツやリスクの高いアクティビティを予定している方は$100,000以上の補償を選択することでより安心です。
- 複数の保険プランの比較 : 気になるプランが見つかったら、保険料や補償内容を確認しましょう。BestQuoteの見積りではカナダ現地のワーホリ保険8社の保険料と補償内容を一度に比較することができます。
- 自己負担額の調整 : 自己負担額を上げることで、保険料を抑えることができます。自己負担額について、こちらで詳しく説明しています。
ワーホリ保険に入らないとどうなる?
ワーホリビザが拒否される可能性があります。以下はカナダ政府公式サイトの一部抜粋です。
引用:Prepare for arrival - International Experience Canada
上記にもある通り、以下の3点を満たす医療保険の1年プランに加入することが大切です。
- 医療補償(Medical Care)
- 入院補償(Hospitalization)
- 本国送還補償(Repatriation)
BestQuoteが取り扱う全てのワーホリ保険は、これら3点をカバーしています。また、過去にこのような事例もありました。1年間のワーホリでカナダに滞在する予定だったMさんがいます。Mさんはカナダ到着後の初めの3か月は日本のクレジットカード会社が提供する3か月の海外旅行保険を利用する予定でした。ところが、カナダ到着時に空港のオフィサーにワーホリ保険の証明を求められ、保険加入日数分である3か月の就労ビザしか発行されませんでした。結果として、3か月後に日本に帰国することになりました。
キャッシュバック付きのMedEC(メデック)プランとは?
ワーホリ保険の中でもBestQuote-MedEC(メデック)はカナダで唯一、部分返金制度を導入しているプランとして人気を誇ります。日本語で申し込むことができるため英語に自信が無くても安心して加入できるプランです。300年以上の歴史ある保険専門市場であるロイズ(Lloyd's)と連携した保険なので、補償内容の質をキープしながらも、価格を抑えることができています。ワーホリ中にMSPやOHIPなどのカナダの州医療保険制度(GHIP)に加入し、その証明をメールで送信するとキャッシュバックを受け取ることができます。返金額は申請日から数えて残存する保険日数の保険料×25%です。
キャッシュバック申請手順はシンプルでスムーズです。
- 州医療保険に加入後、加入を証明する書類をメールで送信
- 返金申請フォームに必要事項を記入して返信
- 購入時に利用したクレジットカードに返金
部分返金には$25の事務手数料が発生します。ご了承ください。
よくある質問はこちらより、お問い合わせはメールまたはLINEにてお気軽にご連絡ください。
ワーホリ保険と州保険の違い
州医療保険の補償範囲外:
- 救急車による搬送
- 事故による怪我や急病からの回復に関連する処方薬費用
- 松葉杖、車椅子、ギプスなどの医療器具のレンタル
- 長期入院時の家族訪問費用
- 病院の付随費用(インターネット、テレビ、駐車場等)
- カナダ国外での旅行中の医療費
ワーホリ保険の補償範囲外:
- 緊急でない医療機関への受診
- 妊娠に関連する医療費
- 薬物やアルコールの使用に関連する医療費
- 過激なスポーツにで偶発的な傷害や自らの危険行為による傷害
- 不安定な既往症に関連する医療費
- Covid-19に関連する検査
- 精神疾患に関連する医療費
上記のように、州保険とワーホリ保険の補償範囲もはやや異なります。よって、両方の保険に加入しておくと安心でしょう。
これらの補償範囲の違いは保険プランによって異なるので、具体的な内容は契約前にしっかりと確認することが大切です。
IECについてもっと知る
カナダでのワーキングホリデーは、International Experience Canada(IEC)プログラムの1つであり、世界中から毎年多くの若者がカナダに渡航しています。IECプログラムの参加条件として、カナダと二国間協定を結んでいる国のいずれかの出身で、18~35歳(国によって異なる)であることが挙げられます。それぞれの国には申請要件のリストがあり、ブラジルやアルゼンチンなど二国間協定を結んでいない国も存在します。しかし、そのような国の国民は、公認団体(通称Recognized Organization、ROとも呼ばれる)を利用することで、最長1年間のIECビザを申請することができます。ROを通してのカナダでの就労ビザは、日本国籍を有する方でも取得可能です。(通称ROワーホリ)
IECを利用して最長2年間の滞在が可能
IECプログラムのワーキングホリデー(毎年6,500人にビザが給付)で1年の就労ビザ+IECプログラムのROを通して(抽選あり)1年の就労ビザ=日本国籍を有する方でも2年間カナダでの就労も可能です。これらはOpen Work Permitであり、ビザが有効である期間は一部職種には制限ありますが雇用主の指定がありません。